1 この4つをすすめます
※なんでこの4つをすすめるのかは下で詳しく書きます。
(1)SONY α6400
(2)Nikon Z fc
(3)FUJIFILM X-S10
(4)CANON KissM2
ただ上記に限らず、ぜひカメラ店でいろんなカメラを触って気に入るものを探してほしいと思います。
あと先走りすぎかもしれませんが、買うカメラが決まってからのことをお話ししておきます。新品にこだわりがないのなら、中古の方が安いくていいです。
中古で大丈夫?と思われるかもしれませんが、マップカメラ(https://www.mapcamera.com/)というオンラインショップは非常に信頼性が高くおすすめです。多くのカメラユーザーがお世話になっています。プロを含めたくさんの人が利用しているので中古品の状態が虚偽記載されることはあり得ません。
2 この4つを薦める理由とそれぞれの特長(赤文字が推しポイント)
(1)ピント合わせが優秀 SONY α6400
こどもやワンちゃんを撮るならこれ。ピント合わせが非常に高性能。
なぜ「ピント合わせが優秀」という理由で候補に挙げるかというと、ピントは撮った後ではやり直しやフォローができないからです。
ピントはあってる方がやっぱり写真としては綺麗です。
スマホからカメラに変えるとふわーっと背景がボケた写真とか撮ってみたくなるものですが、ボケるということはピントが合う範囲が狭いということでもあります。
なんだかただぼやけた写真になってしまわないよう、ピント合わせはすごく大事です。
その点α6400というかSONYのカメラは瞳オートフォーカスという機能が特に優秀なので、子どものキラキラした瞳やなぜか長い上向きのまつ毛、わんちゃんの瞳にもしっかりピントが合います。
じっとしててねーってお願いできない対象を撮るのがメインで、かつ色味とかは加工アプリであとからかわいくすればいいかな、という方はこのカメラが合うと思います。
あと、写真を撮るのはお休みのおでかけのときだけ、とかならいいですけど、日常シーンもたくさん撮りたい人はアプリ加工もしんどいと思うので、あとで紹介するFUJIFILMのカメラも検討してみてほしいです。
ちなみに今新発売されているデジカメのほぼすべては「ミラーレス一眼」というタイプのものですが、SONY α6400はそのジャンルで2021年に一番売れたカメラですね。
(2)もはやファッションの一部(でも高性能) Nikon Z fc
今日紹介するカメラの中で一番おしゃれなカメラ。
しかしメーカーは伝統のNikon。性能の心配は不要。4つのうちで最新機種。
エクステリア張替えサービスってのがあってめちゃくちゃ可愛いカラーが選べる。
カフェ巡りとかするなら最高ですよこの可愛さは。ぜひ下のリンクから実際の画像をみていただきたいです。見た目だけで判断して買っても、カメラとしての性能がいまいちで後悔...なんてことはありません。
しかし、次第に○○カラーは終了しました、となってきています。
買うなら急いだほうがいいと思います。Buy now!!
少し細かい話をすると、カメラ背面の液晶画面がバリアングルといって、画面が縦にも横にも、裏表にも動かせます。動画も写真もいろんな角度とか高さから撮れて便利です。例えば地面すれすれに構えて、走ってくるこどもとかわんちゃんを撮るとか、ダイナミックに撮れて楽しいですよ。
ちなみに今日紹介するカメラのうちα6400以外はすべてこのバリアングル液晶で、動画撮影が当たり前になっている最近ではメジャーな仕様です。
さらに細かい話をすると、下のリンクはズームのできるキットレンズが初めからついているものですが、違うレンズがついているスペシャルエディションというのもあります。
こちらは単焦点レンズと言ってズームができないレンズがついてきます。その代わり室内などのやや暗い場所でもぶれにくいレンズです。生活するには明るい室内も写真を撮るには暗い、ということは普通にあります。明るさが足りないとブレます。
どちらを選ぶのか、はたまたボディとレンズを別々に買うのかは、撮りたい場所・対象によって変わってきますのでカメラ屋さんで実際に触ってみるのが一番いいです。
個人的な意見としては自宅でもこどもたちを撮りたい、でも散らかった部屋が写りこむのは嫌...という方はズームレンズの方を買った方がいいです。散らかりをごまかす性能はズームレンズの方が上です。
あとうちの子だけかもしれませんがカメラを向けるとすぐにこっちに向かってくるので距離を稼げるズームレンズは便利です。
(3)買ってすぐエモい写真と動画が撮れる FUJIFILM X-S10
カメラ界では「FUJIFILMといえばエモい色表現だよね!」と言われています。
これはフィルムシミュレーションというカメラ内蔵のフィルターみたいなもののおかげです。
インスタとかにあがってるエモい写真はカメラで撮ったそのままの色ではないですがFUJIFILMのカメラなら撮ったまんまでもそれらに近いイメージの写真になります。
X-S10は動画も意識した機種で、今日あげた4つのうち動画も写真も撮りたい人ならこれ一択になります。
フィルムシミュレーションは動画撮影時も使えます。
今お手持ちのスマホに保存されてる写真を見て、日常写真が大量にあるとか、こどもの写真たっくさん撮っていて、見返すこともできていない!という場合はこのカメラがおすすめです。
その理由なんですが、まずたくさん写真撮ってると結構撮ったままになってしまいませんか?お気に入りのものを選ぶことすらできないでどんどんカメラロールに...なんてことは僕だけでしょうか?
何かの節目にプリントして、アルバムを作ろう!と思っても、こどもの顔の色がなんだか変だとちょっと悲しくなったりします。というかそもそもその色がちょっと変だった気づかないかもしれません。でもちゃんと色を整えてあげた写真と比べるとすぐわかると思います。
ましてや大量の動画の色を調整するとなると本当に大変ですよ...
しかしフィルムシミュレーションの入っているFUJIFILMのカメラなら撮ったままでもとても素敵な色合いに仕上がっているので、こどもに限らず、毎日たくさん写真や動画を撮るよ、という方にとって、ふと見返したり、アルバムを作ってみようかな?なんて思ったときも、楽しいひと時を過ごさせてくれると思いますよ。
(4)ザ・万能 CANON KissM2
タッチ操作が秀逸。カメラ屋さんで店員さんにオートモードにしてもらって、試し撮りしてこれでいいね!となったら一番おすすめかもしれない。
オートフォーカス(ピント合わせ)もSONYほどではありませんが速いです。
個人的にCANONのカメラというと、風景や空を撮った時の濃厚かつ爽快なハッとする写りが印象的です。夏の青空なんかは本当にスカッと気持ちがよくなります。
一方で人肌の色表現は少し苦手な印象で、濃いめの褐色に写るのが気になりました。
そのため僕は人肌が白めに写るような設定を選択していました。
屋外での自然や風景の撮影がメイン、編集やアプリでの加工はするつもりはなく、オートモードで綺麗に、爽快に写ってくれるカメラが欲しい、という方にはおすすめです。
またカメラを初めて買う方に向けて作られたカメラであることもあって、使用方法の解説記事が非常に豊富です。周りにカメラのことを聞ける人がいない、という場合に安心ですね。
CANON公式の解説もありますが、下のページなどはほぼすべてが網羅されています。
オートモードでスマホのように気軽に撮れるので、一緒に出掛けた友人やご家族と、これまで通りコミュニケーションをとりながら、言うならば「写真を撮りに行くおでかけ」がしたいのではなく、「お出かけ中の写真をもっと綺麗に、お出かけをもっと楽しく」が目的の方にはぴったりのカメラだと思います!
ただし写真にハマってこだわった撮影がしたくなったときには操作性の面やレンズの選択肢がとても少ないことで、もどかしく感じてしまうかもしれません。
3 最後に
今売られているカメラはすべて高性能です。正直言うとどれを買っても大外れすることはないです。写真の雰囲気はアプリで変えられますし、プロの方でも編集ソフトで明るさやコントラストを操作したり、そんなことはごくごく普通に行われています。
結局お店で実際に触ってみて、ご自身が気に入ったカメラが一番いいカメラです。
お店に行ったら思わぬカメラがどストライクだった!なんということも普通にあり得ます。実際ぼくも初めて買うとき、それまで一度も候補に挙がったことも、ネットで調べたこともなかったカメラが痛く気に入って、それが初めてのカメラになりました。
今でもその選択は間違っていなかったどころか大正解だったと思っています。
みなさんの毎日が写真でもっと楽しくなることを願っています。
それでは!